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Windows10で始める
マイクラプログラミング
初めに:用意するもの
用意するソフトウェア/アプリは2つだけです。
- Minecraft for Windows10
- Code Connection for Minecraft
Windows10版はJava版(旧PC版)を2018年10月19日の23時までに購入した方なら無料で遊べるギフトコードが貰えます。ただ、Java版を2018年10月19日の23時以降に購入された方は、Windows10版を購入する際にJava版とは別途費用を払う必要があることに注意しましょう。
Windows10版のダウンロード方法とギフトコードの貰い方は、別の記事で詳しくまとめました。
プログラミングにはMakeCodeを用いますが、動作させるには「Code Connection」が必要です。
Code Connectionはマイクロソフトが提供しており、無料で使用可能です。Webサイトからのダウンロードは必要になりますが、手順を詳しく解説していくので大丈夫です。
Code Connectionをインストールしよう
インストールにはWindowsの管理者権限があるアカウントが必要になります。「インストールができないな」と思ったらこちらのページで管理者権限の設定を探してみてください。
- STEP.1ページにアクセス
まずは配布サイトにアクセスします。「Download Code Connection」と書かれたボタンをクリックし、ダウンロードを開始させます。ダウンロードする時に「PCを破損させる可能性があります」と警告が表示されることがありますが、気にしなくてOKです。
- STEP.2フォルダを開く
ダウンロードしたフォルダを開きます。
- STEP.3Nextを選択
「Next」をクリックします。「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」とポップアップ表示されるので、「はい」をクリックしましょう。
- STEP.4Finishを選択
ダウンロードが一通り終了すると再度ポップアップ表示されるので、「Finish」を選択しましょう。
- STEP.5ショートカットが作成される
Code Connectionはスタートメニューとデスクトップ上にショートカットが作成されます。
- インストール完了!
この他にも、簡単な準備が必要になります。
プログラミングを始める準備
プログラミングを始めるために、MakeCodeやマイクラ側での準備を終わらせましょう。なお、接続時にインターネット環境が必要になります。
マイクラ側での設定
プログラミング時にはワールドが大幅に変更されてしまいます。既存のワールドは使わずに、新しくワールドを作成しましょう。
- STEP.1マイクラの起動
マインクラフトを起動して「遊ぶ」をクリックしましょう。
- STEP.2新しく作るを選択
「新しく作る」をクリックします。
- STEP.3世界を新しく作成する
「世界を新しく作成」をクリックしましょう。ここから設定が必要になります。
- STEP.4クリエイティブを選択
まずはサバイバルモードからクリエイティブモードに変更しましょう。「実績をオフにしますか」?と表示されるので「続ける」を選択します。
- STEP.5座標の表示
座標はプログラミング中に確認したり、エージェント(後ほど解説)の位置を移動させたりする時に便利なので、表示しておきましょう。画面左上に小さく表示するだけなので、作業中に邪魔になりません。
- STEP.6チートをオンに
MakeCodeではチャットコマンドを使用するため、チートがオンになっている必要があります。必ず「チートの実行」をオンにしましょう。
- ワールド設定完了!
ワールドの設定が完了したら、「作る」をクリックしてワールドを作成しましょう。
MakeCode&Code Connectionの起動方法と設定
MakeCodeは当たり前ですが、プログラミングを行うごとに起動させる必要があります。操作はそこまで複雑ではないので、マスターしてしまいましょう。
また、効率よく作業するために、マインクラフト Code Connectionの順で起動しておいてください。
- STEP.1テキストをコピー
Code Connectionを起動しましょう。するとConnectコマンドとIPアドレスが表示された画面になると思うので、コピーボタンでテキストをコピーします。
- STEP.2テキストを貼り付け
チャットコマンド欄をTキーを押して開きます。Ctrl+Vキーを同時に押し、コピーしたテキストを貼り付けましょう。
- STEP.3ログが表示されたらOK
これまでの手順を終えると、「〈あなたのプレイヤー名〉Agent」と表示されたエージェント(プログラミング中に活躍するMobのようなもの)と「サーバーへの接続を確立しました: ws://xx.xxx.xxx.x」と表示されます。これで接続は成功です!
- STEP.4エディタを選択
Code Connectionに戻ります。コードエディタを選択することができるので「MakeCode」をクリックしましょう。他のエディタもマイクラに対応しているので、試してみても良いですね。MakeCodeの方がUI、操作性共に完成度が高いですが。
- STEP.5プロジェクトを作成
このような画面が開かれます。「新しいプロジェクト」をクリックしましょう。
また、下にスクロールして表示される項目を選択することで、チュートリアルや他のユーザーが作成したプログラムを試せます。
- STEP.6エディタが開いた!
コードエディタが表示されたら成功です!主にエディタでプログラムを書くので、操作に慣れておきましょう。
詳しい使い方は「MakeCodeの操作方法と画面の見方を解説!」で解説しています。
- 設定完了!
プログラミングを終了するには、左上のバツ印をクリックします。「Quit」を選択することでCode Connectionを終了でき、「Home」を選択するとエディタ選択画面に戻ります。やっぱりまだ終わりたくない、と思ったら「Cancel」を選択しましょう。
これで一通りの使い方を解説しました。大体マスターしたはずです。基本的な操作などの使い方はこの記事の下に追加していきます。なお、両方(マイクラ/MakeCode)とも最新バージョンを元に解説しています。