「Minecraft」の名称の使われ方の軌跡:グラフで年別に調べてみた!

「Minecraft」「マインクラフト」「マイクラ」…いろいろありますね。

マイクラの呼び方は様々ですが、今回はその名称の使われ方の変化をグラフで年別に調べてみました。グラフが大きく変化した年とマイクラに関係しそうな出来事も紐付けし、考察も行ってみました。
やはり日本では“あの”YouTuberの影響が大きかったですよ!

調査方法

Google Trendsを用いて調べました。

グラフの点の位置が高いほどGoogle検索エンジンの人気度が高いことを表しています。

発表~現在までの変化

まずはマイクラが発表された2009年5月~現時点(2019年10月)までの変化を調べてみました。

マイクラが発表され、家庭用ゲーム機に普及するまでは「Minecraft」とその日本語名の「マインクラフト」がよく使われていますね。

様々な出来事と変化の軌跡

マイクラは様々なプラットフォームに対応していますから、家庭用ゲーム機などでの発売日と関係性があるのでしょうか。

まずは現在(2019.10) – TOPは断トツで「マイクラ」

現在は「マイクラ」が断トツで使われています。

マイクラPE発売

今は懐かしいPE版が発売されたのが2011年8月ですが、大きく変動はありませんでした。

マイクラブログの元祖「マインクラフトてんやわんや開拓記」が開始されたのがその年の6月。初投稿された記事でも「マイクラ」という言葉は使われていませんでした。

この時点では「マインクラフト」とその英語表現が主に使われています。

PlayStation版マイクラ発売

普及している家庭用ゲーム機で初のリリースが2014年6月。

2013年からは「Minecraft」があまり伸びず、その年の後半からは「マイクラ」が伸び始めています。おそらく、プレステで発売されるとの噂&発表が広まり始めたためですね。

しかし「マイクラ」が広く使われるようになったものの、「マインクラフト」が依然として使われています。「Minecraft」は減少傾向になっていきました。

MicrosoftにMojangが買収される

MicrosoftがMojangを買収したのが2014年9月。プレステ版発売から3ヶ月しか経っていませんが、この買収した辺りで「マイクラ」と「マインクラフト」がガクッと下がっています。

ですが、相変わらず「マインクラフト」が首位を保っています。

ヒカキンがマイクラ実況開始

2014年の11月にヒカキンのマイクラ実況(ヒカクラ1)が開始されました。

開始される周辺で上昇傾向にあるものの、その流れを一押ししたと言えそうです。

Wii U版マイクラ発売

「マイクラ」が大きく乗る要因になったと思われるのが、Wii U版マイクラの発売です。全体的に発売後、人気度が上昇していますね。

プレステよりも年齢層が若干低いため、マインクラフトを略す言葉(=マイクラ)がさらに普及したのかと思います。

また、後述のJava版v1.9アップデートも影響していると思います。

Switch版マイクラ発売

2017年5月にSwitch版マイクラが発売されましたが、人気度が既に減少傾向に入っていたため、僅かながらその後マイクラが上昇しましたが、長期的にはあまり影響がありませんでした。

「マインクラフト」が急速に減少していますね。

Java版アップデートと変化の関係

最後に、マイクラの王道 Java(旧PC)版のメジャーアップデートと関係性を調べてみました。

やはりWii U版の発売と最大規模のアップデートv1.9が重なり、2016年の初頭にかけて全体的に急上昇していますね。


ここまで「マイクラ」「マインクラフト」「Minecraft」の検索人気度を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

今は断トツで「マイクラ」が主流ですが、〇〇の発売日にはあれが上昇したんだな、など振り返ってみるとここまで違いがあるものかと驚きました。

今後も、「マイクラ」の歴史などをまとめてみたいですね。

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