マイクラ10周年の5/18、マイクラのARモバイルゲーム版、「Minecraft Earth(マインクラフト アース)」が登場しましたね。
マイクラの日常生活までも実際に現実世界で体験できるMinecraft Earthの詳細を確認してみましょう。
Minecraft Earthには3つのモードがある
ビルダーモードとアドベンチャーモード、そしてプレイモードの3種類が存在します。簡単に違いをまとめると…
- ビルダーモード:マイクラのクリエイティブのようなモードで、自由に建築や作品を作ることができます。
- アドベンチャーモード:マイクラのサバイバルとちょっと似ているけど違うモード。スマホをかざすと「お題」のようなものが表示され、モンスターと戦ったり、動物をフェンスの中に集めたり、といったゲームプレイが可能です。
- プレイモード:ビルダーモードで作ったワールドで遊ぶことができます。もちろんマイクラの物理法則によってワールドが構成、存在していくので、火が延焼したり、Mobが動き回ったりします。
といった具合です。それぞれもっと詳しく掘り下げましょう。
ビルダーモード
いつでもどこでも、スマホをかざすだけでオリジナルのワールドを作り、遊ぶことができます。登場するブロックは本家マイクラと同じ量。
どのような操作でブロックを設置していくのかは不明ですが、画像を見る限り、複雑な建物でも建築できる操作になっているようです。
作成したい(もしくは実際に見てみたい)作品が家の中に収まりきれない場合は、外で作ってみてみましょう。
基本的に設定されているブロックの一辺は75cm程度。これはマイクラのゲームに登場するブロックが1mなので、少々縮小したようです(ただし、Mobの大きさは変更されていない)。
さらにビルダーモードではマイクラの基本となるクラフトの概念も継承しています。
原木から木材を作るように、基本となるところはマイクラと同じです。
マルチプレイにも対応しています。
同じビルダーモードで作品を一緒に作ることが可能です。
アドベンチャーモード
アドベンチャーモードでは、用意された「お題」に沿ってゲームを攻略することでクリアが可能です。
一つのお題は長くても10分程度、すぐに終了したい場合は何かしらの制約もなくすぐに終わることができるそうです。
初心者向け、上級者向けのような感じで挑戦できるレベルは複数あり、敵対的モンスターを討伐したり、動物の追いかけっこなど様々です。
ポケモンGOのように現実世界を歩いてアイテムなどをゲットすることで、使用できるアイテムが増えていくそうです。
例えば、山やそれが近くにある場所に行けば、マイクラの山岳地帯と関連するアイテムを得られる、といったように場所により入手できるアイテムは変わるそうです。
プレイモード
プレイモードでは前述の通り、ビルダーモードで作った作品を見たりすることができるモードです。
大きな作品の場合は動き回るのが大変そうですが…。
その他の気になる点
みなさんが気になりそうな点をまとめました。
- ゲームエンジンは本家マイクラ(=Java版)と同じものを使用
そのため、砂が落下したりレッドストーン回路が作動したりするなど、実際にマイクラに近い描写が可能なのです。 - iPhoneとAndroidに対応
iOS10以上、Android7以上に対応しています。 - 原則として無料
アプリをダウンロードするのも無料。これまでのゲームアプリとは違い、購入しないとゲットできないアイテムやランダムに得られる仕組みについては、導入しないそうです。つまり完全フリー。まさに画期的!
「原則」とつけたのは、今後何かしらの形で収益を確保するかもしれないからです(とはいえ上記の仕組みは守るそうです)。 - 作品はビルドプレートの上に作成
ビルダーモードの作品は16×16や32×32などのプレートの上に作っていくことになります。 - 作成した作品は配布も可能
インターネットでコピーして配布できます。 - VRゴーグルのようなメガネを用意しなくてもよい
AR(拡張現実)なので、スマホだけでOKです。 - 今年にリリースされる予定
夏頃に先行してプレイできるベータ版テストがあるので、こちらのページよりサインアップして最新情報を得ることができます。 - 日本語に対応かは不明
しかし、スマホゲームやマイクラの市場の大きさからみて、日本語対応する可能性が濃厚です。
完全にフリーで遊べるのは大きなポイントですね。もしかしたら、マイクラモバイル版より流行るかも。
マイクラAR版の名称は「Minecraft アース」になる可能性が濃厚。公式サイトのソースコードで判明。#Minecraft #MinecraftEarth #MinecraftAR pic.twitter.com/S9Jgv4Wu25
— TAIHARU (@TAIHARU3) May 8, 2019
余談ですが、公式サイトのソースコードを見ることは大切ということを思い知らされました。公式サイトの10周年特設ページはMinecon2019が開催される10日ぐらい前から公開されていたのですが、ソースコードに「Minecraft アース」の文言を発見しました。ちなみに、JavaScriptで表示制御されているため、実際に表示画面では確認できません。
セキュリティが甘いですが、これは原文が英語で書かれているため、Minecraft Earthの発表時にページを更新する際、日本語に翻訳する手間がかかるため予め翻訳しておいた文言を記述しておこう、という考えだと思います。
マイクラの場合は新たな情報が記述されていたことが幾度かあったので、特設ページが開設されたときにはソースコードを確認して新たな情報がゲットできるかもしれないですね。[右クリック]→[ページのソースを表示]でソースコードが見ることができます。
以上、「Minecraft Earthの発表まとめ」でした。
10周年記念の発表であって、昨日はマインコンでは無いですよ
何を思ったのか、記事を書いているときに混同して勘違いしてました…。