マイクラが「レイトレ」に対応。デフォルトで“影MOD”的なことができる!

公式サイトによると、Windows10のマインクラフト(BE版)がNvidiaのリアルタイム レイトレーシング(レイトレ)に対応することが発表されました。また、BE版マイクラやMinecraft Earthは「レンダードラゴン」と呼ばれる新しい描画エンジンに移行するとのことです。
今後配信されるアップデートにより利用が可能になります。

ソース:RENDER DRAGON AND NVIDIA RAY TRACING

レイトレがマイクラで利用できるのは標準で影MODが使えるのと同じようなものです。水が反射したり、光源が鮮やかに発光したりするようになり、さらにブロックに凹凸が施されます。通常、レイトレはグラフィックが美麗なゲームで使用されることが多いですが、対応したゲームはまだまだ十分とは言えませんでした。世界一売れたマイクラに対応となると、RTX GPUの普及が期待できますね。

先日、SUPER DUPER GRAPHICS PACKが中止されると発表された際に、近日中にグラフィックの向上に関する情報を発表するとしていましたから、今回はその代替として明らかにされた形です。

なお、この機能が確実に使えるのはNvidia製のRTXグラフィックボードのみで、もしかしたらGTX1000番台も対応の可能性もあります(GTXでもレイトレを使えるようになるビデオドライバがNvidiaで配布中なのでマイクラが対応するかどうか)。対応しているのはWindows10のマイクラ(BE版)のみなので、当然Windows10に対応したPCが必要となります。

画像や動画を見る限り、影MODよりも最適化&軽量に作られていると思いがちですが、このレイトレはハイエンドGPUでも処理性能は足りないとのこと。ハイエンドGPUを使用したシンプルな箱庭ゲームですらレイトレの処理に追いつかないわけで、そう考えるとこの機能が本当に普及するのか疑問ですね。

GTXに対応する可能性もありますが、処理性能が足りずまともにプレイできないと思われるので、これを期にグラフィックボードを新調するのもいいですね。


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